視空間認知訓練支援システム

リハビリテーションアプリ 

作業療法士が実施しているリハビリテーション内容を参考にして、リハビリテーションアプリを開発しています。これまでに開発したアプリを紹介します。
アプリの機能は、リハビリテーションの対象者がゲーム感覚で楽しめるように工夫しました。また、リハビリテーションを支援する作業療法士などが、対象者に合わせて難易度が設定でき、出題内容を作成できる機能を実装しています。

数字 

画面に表示される数字を順番にクリックするアプリです。固定表示問題とランダム表示問題から選択でき、それぞれの難易度は3段階から選択できます。また、固定問題を作成する機能を実装していますので、対象者にあわせて問題を作成することができます。アプリ終了後は、クリックした数字の順番、正誤判定、問題を終了するまでにかかった時間が表示されます。


問題選択画面

固定問題(数字10個)の例
モグラたたき 

画面に表示されるモグラをクリックするアプリです。モグラの表示位置はレベル1(3×1)またはレベル2(3×4)から選択できます。もぐらを表示する時間、ひっかけ問題の有無を選択できます。もぐらをクリックできた回数などを自動で保存する機能を実装しています。


もぐらたたきの問題選択画面

自由問題の設定画面

結果表示画面

Webカメラを用いた視線取得システム

赤外線Webカメラを用いて、角膜反射法によりモニタ画面上の視線位置を取得するシステムを開発中です。視線取得システムには、リハビリテーションと同期する機能の実装を目指しています。

視線解析システム

Webカメラから取得した視線データを、ヒートマップやゲイズプロットとして表示するシステムを開発中です。視線の動きの経時変化を確認できるように、同時に複数の視線データを表示できる機能やカラーユニバーサルデザインを取り入れたヒートマップ表示などの機能の実装を進めています。